飛騨春慶塗
2022.04.11

飛騨高山の春慶塗りが好きで、旅行で訪れた際には必ず骨董品屋さん巡りをします。昔の職人さんが作られた一品が、未使用状態で見つかったりするのが楽しいからです。
今回は銘々皿を購入しましたが、帰宅して包みを開けましたらクッション材として使われていたのが昔の台帳のようなものでした。
和紙を縦半分に折って端っこには紐で綴じた穴が空いていて、毛筆で名前と金額が書かれています。読める漢字だけ拾い読みをしますと、弐拾円、五拾円の授受ですから、お金を渡したのか?受け取ったのか?金額からして明治か大正時代なのかも?
和紙は古いものでも保存状態が良いようで、こうやって昔の生活が偲ばれることに浪漫を感じ、クッション材も取っておくことにしました。
(スタッフH)