当事務所の所長・スタッフが不定期ですが情報を更新していきます。
今年の行方
2009/01/01
あけましておめでとうございます。昨年中は皆様に大変お世話になり、多くのお客様との出会いもあり、おかげさまで嬉しい悲鳴をあげっぱなしで過ごすことができました。今年も同じように忙しい一年になるよう、事務所をあげて業務に勤しんで参る所存であります。不景気を吹き飛ばすよう、しっかりとサポートさせて頂ければ幸いです。
さてわたしたちがお客様に行っている支援業務の一つに、経営計画の策定があります。こんな不景気な世の中なので、経営者の漠然とした思いや夢を数値化し、目標を定めていただきます。
なかにはそんなもの不要だ、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかしこの不景気な世の中だからこそ、経営計画が必要不可欠だと考えます。というのも、先行き不透明な中、明確なる目標を持ち、それに向って予算と実額とを常に比較し、予算を上回ったなら何が良かったのか、また予算を下回ったならば、何が良くなかったのかを改めて見直すことこそ、次なるステージへ上がることができるものと私たちは信じております。
会社の足元も見ずに、売上を次年度は3倍にするとか、自社ビルを建てるとか、夢ばかりを追いかけていては、いつまでたってもその夢に近づけないのではないでしょうか?夢は、実際にステップを踏んでからつかむもので、そのステップに相当するのが経営計画です。
ドンキホーテは、視線が高く、早い馬であるロシナンテにまたがり、夢ばかり追っています。
一方、その部下のサンチョパンセは、視線が低くて歩みの遅いロバに乗り、現実ばかり見ています。
経営者は時にはドンキホーテとなってスタッフに夢を語り、時にサンチョパンセとなり現実を見つめ、スタッフを奮起させることが必要だと思うのです(スタッフJ)。