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疾風に勁草を知る

疾風に勁草を知る2011/01/01

あけましておめでとうございます。昨年も皆様には大変お世話になり、私たちにとっても充実した一年となりました。

ただ経済事情は未だ先が見えず、といった状況で、どのお客さまも厳しい状況でありました。まだまだ前方暗雲、波高しですが、今年こそ景気の回復を望みます。

ところでタイトルの言葉は、「しっぷうにけいそうをしる」と読みます。その意味
は以下の通りです。

困難に遭ってはじめてその人間の本当の価値、本当の強さが分かるということ。
困難がその人間の奥底に秘める意志や信念の堅固さを見分けるということ。
疾風は激しく吹く風のことで、勁草は強い草を意味する。
激しい風が吹いて初めて強い草が見分けられることから。

波風が立たない普段は、強い草と弱い草の見分けがつきませんが、ひとたび強風が吹けば、弱い草はすぐに倒れ、強い草のみが生き残ります。強い草は強風にさらされて初めてその強さがわかるのです。

会社もまた同じことが言えるのではないでしょうか。好調の時もあれば、まさに今のような不調のときもあります。山もあれば谷もあるのが経営。

好調のときにはしっかりと内部留保を蓄え、不測の事態に備える。節税も大事ですが、節税のしすぎは結局はのちのち自分を苦しめることにつながります。疾風に負けない体力作りがいま必要だと考えます。

無駄を省き、効率の良い組織を目指す。そうすることが疾風にも負けない強い草になることができるのではないしょうか。

自分自身に対してまずは勁草のふりをしてみてはいかがでしょう。

明るいふりをすれば、周りが明るくなります。ついていると言い続ければ、本当についてきます。勁草のふりをすれば、きっと勁草のように打たれ強くなってくる。

わたしたちは、お客様が「勁草」となれるよう、一生懸命バックアップしていくため、今年も努力していくつもりです。

本年も何とぞよろしくお願いいたします!





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