当事務所の所長・スタッフが不定期ですが情報を更新していきます。
新年のご挨拶
2012/01/01
あけましておめでとうございます!
昨年は皆様のおかげで、スタッフ一同、無事にすごすことができ、また新しいお客様とのお付き合い、そして出会いの機会も数多く頂き、大変感謝する一年でありました。
今年もお客様のご発展のために、微力ながらサポートさせていただけたら幸いです。
ところでメディアでは景気について様々な憶測が流れております。今年の秋には回復するだとか、2-3年はこのままだろうとか。そんな沈滞ムードの中、われわれはただ我慢をするだけでしょうか?
「我慢」といえば、「忍耐」「辛抱」といった漢字が連想されます。では歴史上の人物で、「忍耐の人」「辛抱の人」といったら?
ほとんどの方は徳川家康を思い浮かべるのではないでしょうか。しかしその家康は本当に忍耐や辛抱のみで天下人になったのでしょうか?
そうではなくむしろ、密かに水面下でエネルギーを蓄え、天下統一に向かっていったといわれているようです。
たとえば江戸を京都や大坂のような大都市に整備したり、合戦に備えて味方になりそうな大名との親交を深めたりと、それこそ緻密な計算があったからこそ、250年以上も続く徳川政権を開くことができたのでしょう。
このことからもわかるように、忍耐とはただ何もしないでひたすら耐え忍ぶ期間のことではありません。決して「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」は忍耐ばかりすることを表しているのではない気がします。将来に備えて能力を磨き、エネルギーを充電する期間なのです。このときを過ごすからこそ、やがて大きく飛躍することができるのです。
たとえ今、自分の思う通りにいかなかっとしても、充電・準備期間として将来に備える。そんな発想も、長い人生では必要ではないでしょうか。
2012年はまさにその充電期間かもしれません。来るべきときに備え、皆で「忍耐」の時を過ごしましょう。